工場の勤務経験がなかったので設備の大きさに驚き、これから運転に携わることを考えると、期待と不安でいっぱいでした。

エコセメント化施設稼働前の2005年に入社し、焼却灰クレーン操作をはじめとした製造係業務全般を経験しました。現在は交代勤務で設備のパトロールと運転業務を担当しています。

2006年のエコセメント化施設稼働開始初日、工程最初の設備となる乾燥機のホッパーに、自分自身が操作したクレーンで焼却灰を初投入したことは今でも鮮明に印象に残っています。

設備に重故障が発生した際に、安全に工程を停止させるように的確に対処できたときです。 また、社業として東京多摩地域の清掃工場から発生する焼却灰をエコセメントの原料としてリサイクルしていることは、社会貢献の一翼を担っていると感じます。

まだまだ経験不足なことも多いので、もっとスキルを磨き、先輩方のようにあらゆるトラブルも即応できるようになりたいと思っています。

とても綺麗な施設だと感じました。所在地がニツ塚峠の山頂部という、 市街地から遠く標高が高いところで驚きました。

2008年の入社以来、一貫して品質管理業務に携わっています。 主な担当業務は、エコセメント製造に関わる各種測定、原料、クリンカ・セメントの分析、および工程管理です。

エコセメント製造での品質管理で重要な蛍光Ｘ線分析装置の更新に担当者として計画から立上げまで携われた事です。更新に当たっては、１年前から準備に入り、特に同僚と日常業務の合間を縫って計画的に標準試料の検討と準備を進めた甲斐もあり、問題なく予定通りに更新完了できました。17年間、続けてきた経験とノウハウを更新に生かせた事に達成感を持ちました。

エコセメントの主原料である焼却灰は成分の変動が大きく、調合原料を目標通りに作ることが難しいのですが、それを出来たときはやりがいを感じます。その業務において、天秤で試料を量り取る速度と正確さには自信を持っています。

良くも悪くもベテランと呼ばれる年代となりました。新しい同僚たちと協力して働きやすい職場環境を作っていきたいです。